【5月16日開催】IRセミナー 教学IR・研究基盤IRの取組と課題

新潟医療福祉大学、北海道大学技術支援・設備共用コアステーション、
東北工業大学が共催するIRセミナーについてご案内いたします。

本セミナーは、教学マネジメントを支えるIRと北海道大学における
研究基盤IRに焦点を当て、事例を交えて報告します。

セミナーは、5月16日(木) 13:10~14:40 にオンライン形式
(Zoom Webinars)で開催します。

セミナーの対象は、大学教職員、高等教育機関関係者、その他IR関係者です。

参加を希望される方は、申込フォームよりお申し込みください。
<申込フォームのリンク>

(フライヤー記載のQRコード、リンクからもお申し込み可能です)

———-主な内容(リンク先のフライヤーもご覧ください)———-
<報告1>
演題:「地方医療系大学の教学マネジメント実現に向けたIR情報の活用」
新潟医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 研究科長 教授 佐藤 大輔 氏

概要:地方医療系大学において、学生募集・学籍異動予防・国家試験合格率・就職率は、
勝ち抜くための重要事項である。本学では、①退学者数の抑制、②国家試験・
資格試験合格率向上、③志願者・入学者の増加、④学生の成長実感・満足度増加を
当面の目標に掲げ、データベースの構築及びデータを基にした予測分析を試みている。
本セミナーでは、それらの進捗状況を共有し、情報交換を図る。


<報告2>
演題:「地方中小規模私立大学におけるエンロールメント・マネジメントと
内部質保証のためのIR環境整備の取組」
東北工業大学 大学企画室 室長 小山内 幸広 氏

概要:IRは教学マネジメントを支える基盤の一つに位置付けられており、
多様な学生の学修成果の可視化、データに基づく内部質保証、経営課題解決に
向けたデータ分析等、IR部門に対する要求水準は、質・量ともに上昇し続けている。
他方、特に地方中小規模私立大学においては、人的資源や予算的制約が大きい中で、
その要求に応えるための工夫をしていかなければならないという厳しい現実がある。
本セミナーでは、そうした課題の解決に向けた一事例として、東北工業大学における
Dr.Sumを用いた統合データ分析基盤の構築と、Tableau連携による学内での
IRデータ活用推進の取組の、試行錯誤の状況を報告する。


<報告3>
演題:「北海道大学グローバルファシリティセンターが進める研究基盤IRとその活用」
北海道大学 創成研究機構グローバルファシリティセンター 副センター長 佐々木 隆太 氏

概要:研究基盤は、研究設備や機器といった物質的なものから、
研究を行うための体制や制度、システムやルール、基礎技術や知識および情報なども
含めた研究インフラとして捉えることができる。
この研究基盤の裾野の大きさは、研究の多様性や厚み、その生産性を規定することから、
研究基盤をいかに構築し、これらをマネジメントするかが、再び我が国が世界と伍する
研究力を有するために重要なポイントとなっている。
本セミナーでは、北海道大学グローバルファシリティセンターが進める研究基盤IRの
紹介をはじめ、研究設備・機器の共用にかかるデータ集積とその可視化、
またそれらの意思決定への活用、これからの課題について議論したい。

<フライヤーのリンク>
 

3大学共催IRセミナー_フライヤー.pdf

<お問い合わせ先>
新潟医療福祉大学 IR室 真藤
電子メール: ir@nuhw.ac.jp