本協会第49回研究会は、以下のように東北学院大学にて対面で行います。みなさまにお会いできることを楽しみにしております。今回は対面の開催で、また協会員以外でも参加できますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。懇親会も企画しております。
参加登録フォーム https://forms.gle/uYEESvGVvPmmikDb7
時:令和5年10月7日(土)15:00〜17:00
所:東北学院大学 土樋キャンパス ホーイ記念館2階H202室(仙台市青葉区土樋一丁目3-1 地下鉄南北線 五橋駅)https://www.tohoku-gakuin.ac.jp/access/tsuchitoi.html
研究会内容
発表1.大学入学者の将来推計について
発表者:中山 伸朗(学習院大学IRオフィス)
概要:2023年7月、中央教育審議会大学分科会において、2040年以降の大学入学者推計が示された。推計は2020年度の出生数をもとに、2040年の18歳人口を82万3382人と推定しているが、昨年2022年の出生数は77万747人と80万人を割り込んでいる。この状況を踏まえると、推計は下振れするものと考えらる。
厚生労働統計(人口動態)と文部科学統計(学校基本調査)とのデータ連結、国公私立の設置区分、入学総定員、大学所在地などとの関連を可視化
発表2. IRの実践的技術修得を目指したプラットフォームの立ち上げ
発表者:今井匠太朗(東京工業大学)
概要:データの可視化や分析はIRに必須スキルの1つであるが、組織ごとのミッションや問題意識に基づいた分析が必要であり、IR担当者が困ってしまう要因にもなっている。そこで、IRでよく使われるサンプルデータを用意し、その分析例までも解説するような入門者向けプラットフォームを企画し、立ち上げたので報告する。この内容はMJIRでも発表されるが、IR協会のメンバーには先んじて共有し、フィードバックをいただき、効果的・持続的な運用を目指したい。
発表3. Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter)で、ランキングデータを解析してみる
発表者:相生 芳晴(上智大学)
概要:2023年7月、ChatGPT Plusに、データ分析・解析ができる、Code Interpreter(β版)がリリースされた。ChatGPT上で、Python実行環境が使えるというもので、コマンドではなく、口頭の指示で、データ集計・分析・解析が出来る、画期的な生成系AIである。
8月末に、「Advanced Data Analysis」という名称に変わり、進化はしているようだが、課題点もいくつかあるため、メリット/デメリット双方について、議論をしたい。
発表4. SEAAIR参加報告
発表者:大石哲也(九州工業大学), 井芹俊太郎(神田外語大学), 高松邦彦(東京工業大学)